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学生・教員の活動

2014.12.21

関西福祉大学看護学部研究会講演会を開催しました


12月20日(土)、平成26年度関西福祉大学看護学部研究会主催およびヒューマンケア研究学会共催により講演会が開催されました。講演は、立教大学社会学部教授の木下康仁先生をお迎えし、『質的研究方法とM-GTA(修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ)』と題したものでした。

当日は冷たい雨が降る中、看護学部教員のみならず近隣大学や看護専門学校の先生方、看護学部の学生さんなど約50名の方々が参加くださいました。

「高齢夫婦世帯の夫による妻の介護プロセス」を事例に用いてM-GTAの考え方や技法についてわかりやすくご講演くださいました。また、それ以前に重要なのは自己の研究の問いを明確にし、研究に真摯に向き合う姿勢であること述べられたことが印象に残っています。

参加くださった方々からは、もっと長い時間をかけてゆっくり聞きたい内容だったというご意見や演習等を取り入れるなど今後も継続して欲しいといったご意見がありました。

そして、何よりこの講演会をきっかけに気さくで温厚なお人柄の木下先生とお会いできたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

看護学部研究会では今後も有意義な研修会、講演会を企画していきたいと思います。

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