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2026.06.19

学校に根づく「健康づくりの文化」を見える化−日本語版ヘルスプロモーティングスクール文化尺度の信頼性・妥当性を検証−

琉球大学医学部保健学科の喜屋武 享 准教授(兼任 京都大学成長戦略本部 Beyond2050 社会的共通資本研究部門 特任准教授)、関西福祉大学教職センターの升川 清則 教授、名桜大学大学院スポーツ健康科学研究科の高倉 実 教授(琉球大学名誉教授)の研究グループは、世界保健機関(WHO)が提唱する「ヘルスプロモーティングスクール(HPS)」の考え方に基づき、学校における健康づくりを支える組織文化を評価する日本語版「ヘルスプロモーティングスクール文化尺度(Japanese version of the Health Promoting School Culture Scale:J-HPSCS)」を作成し、その信頼性と妥当性を検証しました。

本研究では、日本の一県の公立高等学校135校に勤務する教職員1,148名を対象にウェブ調査を実施しました。

発表のポイント

◯日本語版尺度は「保護者の学校への関与」「学校・教職員の児童生徒の健康へのコミットメント」「学校の物理的環境」の3側面から、学校における健康づくりを支える文化を評価できることが確認されました。

◯教職員間の信頼、協力、相互支援などを表す職場ソーシャルキャピタルが高い学校ほど、J-HPSCS得点が高いことが示されました。

◯これは、学校における健康づくりが、個別の授業や保健活動だけでなく、教職員の協働や学校組織の文化によって支えられていることを示唆する結果です。

本研究成果は、国際学術誌Health Promotion Internationalに掲載されました。

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