大学からのお知らせ

学生・教員の活動

2014.12.02

看護学生研究会主催第2回講演会を開催しました


本学の第2回看護学生研究会主催講演会として、11月29日(土) 忍足亜希子氏と三浦剛氏を講師としてお招きし、「聴者の役者とろう者の役者の生活/親になって思うこと」 と題した講演会を開催しました。

今回は日本最初のろう主演女優としてデビュー、数々の賞を受賞されるなどご活躍されている忍足亜希子氏とご主人であり舞台俳優である三浦剛氏の講演いうことで、学生・教職員だけでなく、一般の方も多数ご来場され、約100名の方にご参加いただきました。

講演では講師お二人の出会いから、お子さんが生まれてからの生活についてまで、 手話と口語通訳を交えながらご講話いただき、最後の音楽に合わせた手話パフォーマンスなど、会場全体が魅了されました。

また、ろう者と関わる上での悩みについての質問には、 「“手話を覚えたい”からではなく、“ろう者の方とコミュニケーションを 取りたい”から気持ちをスタートさせることで、自然にろう者の方との コミュニケーションが深まったり、手話を覚えたりすることができる」とアドバイスをくださいました。

学生からは、「相手に自分の思いを伝えるという方法は、 言葉だけでなく、手話はもちろんのこと、表情や行動なども一つの 方法だということを感じた」という感想も聞くことができました。 また、自分の夢に向かう意識・意欲が高まっている様子も伺えました。

 

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平成26年11月30日付 神戸新聞
「聴覚の有無超え理解を ろう者の女優 忍足さん夫と講演」
20141130神戸新聞(看護学生研究会)