

[ 教育学部 児童教育学科 ]
教育福祉専攻
- 取得できる資格・免許
-
- 小学校教諭一種免許状
- 幼稚園教諭一種免許状
- 認定心理士
- 准学校心理士
- 児童指導員
- 社会福祉主事
- 活躍できるフィールド
-
- 小学校
- 幼稚園
- 教育系企業
- 一般企業など
学びのポイント

心理学の学びをベースに、
福祉、
医学まで幅広く学ぶ
いじめや不登校、虐待といった諸問題への深い理解と対応力を養うため、 「道徳教育論」や「教育心理学」 といった、 『こころ』 を理解し、育てる学びが充実。
また、 社会福祉学科、看護学科と連携して福祉や医学的な観点で学ぶことで、さまざまな個性をもった子どもに対応できる教育者を育てます。

学校・社会とつながる
実践的な学び
「ゼミ活動」や「課題発見・解決プロジェクトⅠ・Ⅱ」 などの授業では、こども食堂や不登校支援教室へのボランティア活動、 教育委員会や学校現場のいじめへの対応実態から学ぶなど、実践的な学びの経験を重視した教育を展開します。
教育福祉専攻
カリキュラム

「こころ」を育てる学び
- 道徳教育論
- 特別活動及び総合的な
学習の時間の指導法 - 生徒指導論
- 教育相談
- スクールソーシャルワーク論
- アーツ&デザイン論
- アーツ&デザイン演習

福祉的・医学的なアプローチ
- 医学知識
- 心理療法
- カウンセリング概論
- 精神保健学Ⅰ
- 精神保健学Ⅱ
- 精神医学
- 社会的養護原理
- 社会福祉学原論
- 子どもの教育とメディア
- 子どもの人権論

「こころ」を理解する学び(心理学)
- 心理学概論
- 心理学基礎論
- 教育心理学
- 発達心理学Ⅰ
- 発達心理学Ⅱ
- 臨床心理学
- コミュニケーション心理学
- 認知心理学Ⅰ
- 認知心理学Ⅱ
- 社会心理学
- 心理測定法
- 心理学基礎実験
- 心理検査法実習
教育福祉専攻の授業
演習(ゼミ)での学び


教育福祉専攻の1年次から4年次までの演習(ゼミ)では、子どもが学校でのびやかに学び育っていくことについて学びます。
例えば、心理学をベースに、学校のいじめや不登校とはどのようなものかを学んだり、小学校の教員としてどのように未然に防止や対応をしたりするのかについて学びます。
また、特別な支援が必要な児童だけでなく、さまざまな個性をもった児童が学級の中で活躍するためにはどうしたよいのかを考えます。
また、小学校の「心を育てるための学び」について学ぶ演習(ゼミ)もあります。
思いやりや規則の尊重といった道徳性を育てる道徳教育や道徳授業、特別活動などを中心に学習活動の構成などについて考えます。
課題発見・
解決プロジェクトⅠ・Ⅱ


教育福祉専攻の課題発見・解決プロジェクトⅠ・Ⅱでは、地域を舞台に、子どもたちに直接関わる体験を重ねていきます。
例えば、こども食堂の活動に参加を通して、実際の子どもたちの様子にふれたり、適応教室を訪ねて子どもたちと一緒に遊んだり、学んだりします。
いろいろな個性の子どもたちと関わりながら、「みんなで楽しむ」ことを中心にリアルな体験を重ねていきます。
また、体験活動と並行して、専門家を招いてのいじめや不登校、発達の支援についての学びも行います。

教育相談
児童が「自分のことを自分で決めて、なりたい自分になる」ための支援のベースになるのが「教育相談」です。悩みや困り事を解決する援助だけでなく、すべての活動での教員と子どものコミュニケーションの基盤づくりを学びます。
カウンセリング心理学や学校心理学を中心とする理論をベースに、教育相談の方法について演習を通して学びます。そのなかで「児童が安心して本音を語れるにはどうしたらよいか」、「互いに伝えたいことを届けるにはどうしたらよいか」など、体験を通して身につけていきます。