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2012.12.20

社会福祉学部 3年次生 小西朋輝さんが兵庫県立赤穂高等学校で『山鹿素行』について講演しました


赤穂義士祭の開催日である平成24年12月14日(金)、兵庫県立赤穂高等学校では恒例の赤穂義士にまつわる学習事業として、本学・社会福祉学部3年次生の小西朋輝さんが講師を務める講演会が催されました。

 

小西さんは、在校生650名を対象に、『山鹿素行から私が学んだこと』をテーマに約40分の講演を行い、講演後には高校生からの盛大な拍手を受けました。

 

講演には、赤穂高等学校OBである社会福祉学部3年次生の神原悠平さんが、講演の補助役として同行し、母校での学友の講演をサポートしました。

 

講演で、小西さんは、まず、未曾有の被害をもたらした東日本大震災にふれ、宮沢賢治の詩「雨ニモ負ケズ」をひいて、今、自分自身は、福祉の道を志しているが、この詩は、自分の生き方の「道しるべ」となるものだと、詩に対する思いを述べました。

 

そして、宮澤賢治の精神が引き継がれた東北の地と同様に、赤穂という土地は、山鹿素行の精神が今に生きている貴重な地域であるとの認識から、忠臣蔵とそのルーツである山鹿素行の生涯と考え方について、分かりやすく伝えました。

 

講演の最後には、山鹿素行の考え方は、「自分を持つ」というメッセージであると捉えられるとして、創造力豊かであった素行の心持ちにふれて、講演をしめくくりました。

 

なお、この講演会は、安井学長が、「山鹿素行研究会」の顧問をしている関係から、同研究会の中心的なメンバーとの調整の結果、実現したものです。

 

詳しくは、下記の「講演の内容資料」にてぜひご確認ください。

 

講演の内容資料(PDF)