連携校である兵庫県立太子高校で1年生を対象に大学・専門学校の学びを体験する『模擬授業』が開催されました。社会福祉学部平松学部長とゼミ生6名が講師となり授業を行いました。
参加してくれた11名の生徒さんと一緒に『幸せ』についてのグループワークをしました。みんな真剣に取り組み、意見を出し合ったので、50分という授業時間があっという間に過ぎてしまいました。一人ひとりみんな違った価値観に気づかされました。
グループワークの体験で大学の学びや福祉について考える機会になったのではないでしょうか。
本学、社会福祉学部 藤岡純一教授が、6月20日(金)立命館大学衣笠キャンパス内で開催された第4期インドネシア公共政策立案研修において『Welfare Policy in Japan(日本の福祉政策)』という題で講義を行いました。
講義の内容は以下のとおり。
はじめに
世界6カ国の出生率や高齢化率などの比較
出世率が高く高齢化率の低い、日本と対照的なインドネシア
1.日本の社会-少子高齢化の現状
2.日本の社会支出-年金・医療・社会福祉その他
3.日本の福祉政策、高齢者福祉と家族・児童福祉、ワーク・ライフ・バランスのための政策
おわりに
政府、企業、家族やボランティアのネットワークが大切
今後は市が福祉ネットワークの中心になるべき
現在、インドネシアでは家族が福祉の担い手になっている
インドネシアで公共政策の立案を担当している大学研究者と公務員が対象であったため、英語での講義であったが、講義の途中に次々と質問が出され、関心の高さを示していた。
質問の中には、福祉制度をより詳細に知りたいというものから、移民政策の現状まであり、多種多様であった。最近インドネシアは急速に発展しており、伸び盛りの国という印象を持った。
本学、看護学部看護学科において新課程として助産師養成課程の設置を平成26年5月末に文科省へ申請しました。助産師養成校として指定されれば、平成27年4月入学者から履修可能になります。
6月21日付 赤穂民報
「関西福祉大学看護学部
助産師養成の新課程 文部科学省へ設置申請」
関西福祉大学は8月22日(金)、第3回子ども支援セミナー「子どもの『個』の理解と大人の関わり」を開催します。今年は発達支援セミナーから数えて第10回目の記念セミナーとなります。赤穂市教育委員会および兵庫県立赤穂特別支援学校との共催で、子どもの成長・発達に、大人がどのように関わり、「個」を理解し支援していくかを具体的に考えていきたいと思います。
【日 時】 平成26年8月22日(金) 受付/9:30~10:00 開催/10:00~15:00
【場 所】 関西福祉大学2号館他
【対 象】 教職員(保・幼・小・中・高・大学)、福祉関係従業者、高校生、大学生(専門学校生含む)、大学院生、一般の方
【参加方法】 QRコード、FAX、電話にてお申込みください。
詳細はこちら⇒子ども支援セミナー詳細(PDF)
<プログラム>
■10:00~12:00
基調講演「絵による子どもの理解とその支援」
講師/大阪樟蔭女子大学大学院 高橋依子氏
■12:00~13:00
休憩・展示会/関西福祉大学ゼミ、スクールソーシャルワーカー養成課程報告
兵庫県立赤穂特別支援学校教育実践報告
■13:00~15:00
第1分科会「学校における子ども虐待予防~学校で子どものSOSを早期発見するポイント~」
講師/関西福祉大学 社会福祉学部 八木修司准教授
アメニティホーム光都学園 臨床心理士 高田豊司氏
第2分科会「学校不適応を未然に防ぐために~不登校の子どもたちへの理解と支援をとおして考える~」
講師/関西福祉大学 発達教育学部 市橋真奈美講師
兵庫県立神出学園 主任専門指導員 日野秀俊氏
第.3分科会「発達障害の理解と最近のトピックス」
講師/京都教育大学 教育学部(小児神経医) 郷間英世氏
関西福祉大学 看護学部 牛尾禮子学部長
第4分科会「LD等学習に困難を持つ子どもへの支援」
講師/兵庫県立赤穂特別支援学校 大久保圭子氏(企画者・話題提供者)
河本恵津子氏(企画者・司会者)
相生市立中央小学校 名村嘉将氏(話題提供者)
赤穂市立塩屋小学校 東法子氏(話題提供者)
大和大学 教育学部 井上和久氏(指定討論者)
※お弁当(500円)を用意できます。ご希望の方は8月14日(木)までにお申込みください。
※周辺には飲食店やコンビニ等がございます。
お問合わせ:関西福祉大学 附属地域センター (担当:八木・作本)
〒678-0255 兵庫県赤穂市新田380-3 TEL 0791-46-2508 FAX 0791-46-2537
本学、社会福祉学部 溝端教授のゼミ生19名が県の助成を得て、軽ワゴン車で兵庫県上郡町の山間部の過疎集落を回る“移動スーパー『トライアングル号』”を運行。住民からは「なくてはならない生活の一部」と若者と交流しながら買い物をすることを心待ちにする声をいただいている。
5年前、同教授が同町社会福祉協議会から過疎集落の意識調査を委託された。「慣れ親しんだ愛着のある土地に長く暮らしたい」との思いに答えるため、ゼミ生と話し合って運行を始めた。同町の中心部のスーパーで生活雑貨や衣料品を購入し、そのままの価格で販売する。7月で開始から1年。訪問を重ねるたびに信頼関係が築かれていく。
6月18日付 神戸新聞
「移動スーパー 愛され快走中」
6月14日付 神戸新聞(夕刊)
「過疎地を巡る 学生スーパー」
心肺停止状態の傷病者に対する一次救命処置の実践的手法を学ぶ教育訓練『AHA-BLSヘルスケアプロバイダーコース』が開催され、本学看護学部4年次生18名が受講しました。
このコースはアメリカ心臓協会(AHA)が開発。同国では医師、看護師などの医療従事者に2年に一度の受講を義務づけており、世界水準のプログラムと言われています。日本国内の大学で行われることは珍しく、本学の卒業前技術教育の一環で開講しました。
6月14日 赤穂民報
「看護師の卵たち、救命トレーニング」
20140614赤穂民報_02
関西福祉大学看護学部看護学科では、ヒューマンケアリングの精神を踏まえた看護師及び保健師、養護教諭の養成を行ってきました。さらにこの度、地域において必要とされている助産師の養成をするため、平成26年5月末に文部科学省へ助産師養成課程の設置申請をいたしました。これにより、平成27年4月より、高度な知識と実践能力を備えた助産師養成をスタートさせることを予定しています。
妊娠、出産だけでなく、女性の健康、性と生殖に関する健康、育児、女性とその家族・地域も含めた生涯にわたる支援ができると同時に、産科医をはじめとする他職種と円滑に連携できる助産師をめざします。
新たに取得可能となる予定の資格について
・取得できる資格:助産師国家試験受験資格(女性のみ)
・取得可能時期 :平成27年4月入学生から
・養成定員 :学部定員80名内の6名
・選抜方法 :2年次終了時に、学部内選抜により履修者を決定
平成27年4月より、取得できる資格など
文部科学省への指定申請により、関西福祉大学看護学部看護学科では、大学4年間で取得できる資格などは、以下のとおりとなる予定です。
・学部学科及び定員:看護学部看護学科 80名
・取得可能な資格
① 看護師国家試験受験資格
② 保健師国家試験受験資格(学部内選抜により履修者24名を決定)
③ 助産師国家試験受験資格(学内選抜により履修者6名を決定)※
④ 養護教諭一種免許状
※平成27年4月より開始予定、現在設置申請中のため、内容などは、変更となる場合があります。
東日本大震災の被災地を活気づけようと、本学学生の田中一雄さんを含む10名が、宮城県南三陸町の魅力を伝えるパンフレット「まずもって、あづま~れ南三陸!」(B5版、24頁)を作成した活動が、神戸新聞で紹介されました。
田中さん(社会福祉学部3年次生、岡山県立西大寺高等学校出身)はボランティアサークル「KUSW-絆-」に所属し、入学時よりメインメンバーとして東日本大震災の被災地である宮城県南三陸町でのボランティアと、大学近辺のイベントなどでの「南三陸みさんが」のチャリティ販売などを通じて、継続的に被災地支援を行ってきました。
その活動が認められ、NHKの番組『東北発☆未来塾』に出演し、撮影時に集まったメンバーとSFM(Start From Minamisanriku & Sail For Mirai)を結成しました。
結成したSFMで「自分たちが南三陸町のために何ができるか」を考え、南三陸町の人々の想いや、自分たちの近くにいる人々の南三陸町に対するイメージを取材した結果、まずはみんなに南三陸町に足を運んでもらおうと、南三陸町のパンフレット「まずもって、あづま~れ!」(意味:とりあえず あつまれ!)をクラウドファンディング“Ready For?”を利用して資金を集め、作成しました。
本学は、開学以来、「地域社会の発展に貢献する開かれた大学」を基本理念として、様々な地域貢献活動を展開してきました。その一環として、地道に地域貢献活動を続ける学生については、学長表彰(地域貢献賞)を授与してきました。田中さんの、南三陸町への継続的な支援活動は、これに該当するものであり、他の学生の模範となるものとの学長判断で、平成26年6月13日に、学長室において、地域貢献賞の表彰が行われます。
2014年6月10日 神戸新聞 朝刊
「南三陸町魅力 パンフに」
関西福祉大学では、平成26年度「看護と福祉連携論」において、姫路市総合福祉通園センター・ルネス花北所長、宮田広善先生をお招きし、『医療(看護を含む)と福祉の連携と協働』についてご講演いただくこととなりました。
宮田先生は兵庫県内の病院において小児科医として携わられた後、姫路市総合福祉通園センター・ルネス花北の開設に伴い所長として就任され、障害児療育の第一人者として活躍されるかたわら、障がい者制度改革推進会議総合福祉部会(内閣府)をはじめ、全国児童発達支援協議会などにおいて、中心的な役割を担って活躍されています。
また、厚生労働省からの委託研究を数多く手がけられ、平成20年度の研究成果は児童福祉法の抜本改正(平成24年4月施行)に反映され、今日の障害児施設の体系の基礎となっています。
本学では“開かれた大学”をモットーとし、地域貢献のために多方面にわたる活動を展開していますが、この公開講座もその一環として開講するものです。
障害児医療における医療・看護・福祉の連携のあり方について、さらには地域で障害の有無を問わず誰もが普通に生活できる共同社会の現実に向け、その最前線で活躍されている著名な先生のお話を聞くことができるまたとない機会です。
履修している学生や在学生・教職員だけでなく、この問題に関心のある方であればどなたでも参加が可能です。
皆さまの多数のご参加をお待ちしています。
詳しくは、リーフレット(PDF)をご覧ください。
『福祉と看護連携論』公開講座概要
2. 場所:関西福祉大学 2号館 A100大講義室
3. 講師:宮田 広善(みやた ひろよし)先生
4. 申込:事前に申し込みください(費用は無料)
申込連絡先 関西福祉大学 教務課 TEL:0791-46-2525