看護学部 看護学科 看護師+養護教諭取得モデル
このモデルでの学びは、看護学の理論や看護実習を必修にしています。さらに養護教諭を選択する場合には、1・2年次から教職論などの教職科目や3年次から養護に関する専門科目を多く学び、4年次には学校での養護実習を体験するというカリキュラムで教育が展開されます。この学びから教育能力や看護能力を育成します。さらには、学校現場で求められている救急処置能力を高めることをめざしています。
小学校や中学校などの教育現場において子どもたちの心身の発育や健康課題、保健教育・保健管理について学びます。また、子どもと直接関わりながら、それまでに学んだ知識や技術、態度を経験する場でもあります。それらの経験を通して養護教諭の仕事を具体的に理解し、身につけるべき資質や能力を養います。
関西福祉大学では、さまざまな世代の養護教諭が集い、経験を語り合う場を設けています。例えば戦時中・戦後に養護訓導や養護婦を経験した方が、その当時の子どもの環境や健康実態を語られるときの熱い思いを語ったり、学校保健のキーパーソンとなっている現職養護教諭、養護教諭をめざしている学生、養護教諭になるために進学する大学を探している高校生など、それぞれが世代を越えて語り合い、癒やされ、夢を実現することを支え合う塾です。
01 新卒で養護教諭に
看護師と養護教諭、2つの実習で高い実践力を養う
大学卒業と同時に養護教諭としてのキャリアをスタートする道のりです。
高い看護力に加えて、養護実習などで培った子どもに対する教育的愛情など、子どもたちとの接し方に期待が寄せられています。
02 大学院を経て養護教諭に
より高度な専門知識と調査・分析する力を備えた養護教諭に
保健教育や保健管理・組織活動を行ううえで、大学院で経験する調査や研究活動が役立ちます。学校保健についての専門的知識をもち、より高度な知識を活かしながら子どもたちの健康を支えることができます。
03 看護師を経て養護教諭に
医療現場で得た経験が強みに。病院と学校との橋渡し役として活躍
けがや病気への対処、不安を抱える患者や家族への接し方など、医療現場ならではの体験は、教育現場でも大きな財産となります。医療と教育の両分野に詳しい専門職としての活躍が期待されています。