社会マネジメント専攻

行政、企業の枠組みを超えて社会課題の解決に向けた実践に取り組む

社会マネジメント専攻では、“セイカツ”を支える社会のあり方について、これまでの福祉の枠組みを超えた政策とビジネスの両側面からデザインし、その実現に向けたマネジメントを学ぶことができます。学びの面では、福祉の講義に加えて、経済や経営、会計、政策などの学びを通じて、社会の問題と向き合い、その解決に必要な知識・技術を修得します。さらに、地域や企業、行政と連携したPBL(Project Based Learning)型講義をはじめ、早期からのインターンシップなど、とことん実践にこだわった4年間を通して自分自身のキャリアを明確にしていきます。また、社会のあり方をマネジメントしていく際には、科学的・客観的なデータ分析に基づくことが重要ですが、本専攻では、データサイエンスの知識や技術について関西福祉大学EBPMプログラムを履修することで、根拠に基づいた地域社会のあり方のデザインから、個々の人生設計までを幅広く担いうる力を身につけることができます。

地域社会の課題をビジネスの力で解決できる人材に

ソーシャルビジネスコース

既存の枠組みでは捉えきれない今日的な諸課題、日々変化する社会の諸課題と向き合い、柔軟な発想とアイデアでこれらの課題を解決する力を磨きます。また、社会・地域のリーダーとして活躍する力を身につけます。

社会課題の解決に向けた政策立案ができる人材に

公共政策コース

EBPMによる実現性・持続性の高い政策立案のできる公共政策の担い手となることをめざします。社会の仕組みや行政の役割を学びながら、現代社会が抱える課題と向き合い、解決する力を磨きます。また、EBPMに基づいた政策が立案できる実践力を身につけます。

取得資格(予定)

社会福祉士(国家試験受験資格)


ソーシャルワーカーの国家資格で、日常生活を営むのに問題がある人からの相談に対して助言や指導、援助を行なう専門職です。様々な福祉の領域について歴史、法制度や支援方法などを学びます。これらの学びを通して、地域の課題を見つける視野を広げ、社会のあり方を考える力の素地を養います。
 

准認定ファンドレイザー


社会課題を解決するために、続々と生まれる魅力あるNPOや社会起業家と社会貢献に関心のある人とをつなぐパイプラインとなるのが、「ファンドレイザー」です。寄付・社会的投資などの仕組みから資金調達などの方法を学び、社会の資金循環について考える力が身につきます。
 

行政書士


行政において福祉行政が重視され国民生活と行政の関連は近年多くなっています。行政書士は、それら官公署への提出書類の作成から個人の遺言書の作成などの代書的業務だけにとどまらず、コンサルティングを含む許認可手続業務など、高度情報通信社会における行政手続の専門家として期待されています。
 

ファイナンシャルプランナー


家計にかかわる金融、税制、不動産、保険、年金など幅広い知識を活用し、資金計画を立て、経済的な側面から、人生の夢や目標の実現に導く方法を立案する専門家です。
 

とことん実践にこだわり、社会の仕組みや福祉、経営、会計、公共などを多角的に学ぶカリキュラム


講義などで得た知識・技能は現場での実践を通して、確かな力として身につけることが重要です。社会マネジメント専攻では、1年次からとことん実践にこだわり、また、その過程で自身のキャリアを明確にしていく演習を充実させています。

社会から期待される人材へ