大学からのお知らせ

在学生の方へ

2013.02.27

備前市立三石中学校の2年生が来学し、啓発交流プログラムが実施されました


平成25年2月1日(金)、備前市立三石中学校の2年生18名が来学し、本学学生スタッフの指導のもと「ガイドヘルプ体験」「車いす体験」「コミュニケーション体験」の3つの啓発プログラムが実施されました。

 

中学生の皆さんは、始めは緊張ぎみでしたが、「学生さんが優しく説明してくれたり、気軽に話しかけてくれるので、楽しく体験することができました。」と言ってくれたとおり、直ぐに打ち解け、リラックスしながらも、真剣に取り組みました。

 

ガイドヘルプ体験では「見えないと、こんなに怖いのかと分かった。パートナーの声かけで不安が消え、声かけのありがたさを感じた。」車いす体験では「段差を越えるのが大変だった。乗っている人を不安にさせないことが大切だと思った。」コミュニケーション体験では「おもりやサポーターを付けると、ひざが痛いので自然と足をひきずる形になって、高齢者はこんな風に関節が痛かったり、手足が重くなるのだなと思った。」と体験を通して気付きがあったようです。

2月8日には参観日で保護者の方に車いす体験をしていただくとのことで、早速今日の体験を生かしますとのことでした。

 

 

 

そして後日、三石中学校の18名全員よりお手紙が届きました。

とても素晴らしい感想や温かい言葉が書かれていましたので、その内容の一部をご紹介させていただきます。

 

「今日のために、いろいろと準備などをしてくれたと思います。大学生の人たちに感謝して、今日学んだことをこれからに活かしていきたいです。」

 

「今日学んだことを通して、地域の人や自分のおじいちゃん、おばあちゃんを今以上に大切にしたいと思いました。皆さんが気軽に話しかけてくださって、とても気が楽で楽しかったです。ありがとうございました。」

 

「少しの声をかける勇気で人を幸せにすることができると分かった。」

 

「体験で思ったことは“助けてあげる”という気持ちではなく、困っている人がいればさりげなくフォロー(手を差し出す)“助け合い”の気持ちが大切なのではないかなと思いました。みんながそういう気持ちになると良い社会になると思います。最初は少し不安があったけど、みなさん面白くて優しい方たちばかりで、とても楽しく体験する事が出来ました。ありがとうございました。」

 

 

こちらこそ、指導する立場だった在学生たちにとっても大変良い経験となりました。

ありがとうございました!!