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プレスリリース

2021.01.27

2019年度 日本疼痛学会「優秀論文賞」を看護学部 掛田崇寛教授が受賞


掛田崇寛教授(関西福祉大学看護学部看護学科)が、日本疼痛学会より、2019年度優秀論文賞を受賞しました。
本賞は、2019年度に刊行された学会誌Pain Researchに掲載された論文の中から、日本疼痛学会が優秀論文を選出して授与されるものです。
受賞対象となった論文は、『Changes of heat pain sensitivity during the menstrual cycle in Japanese young adults: a randomized trial(Pain Research, 34(4), 304-311, 2019)』です。
本研究では、日本人の若年成人女性を対象に月経周期における痛覚感受性の違いについてを実験的熱痛を用いて検証した結果、黄体期の方が卵胞期に比べて有意に痛みについて感受性が高いことを明らかにしています。こうした対象者では、月経周期別に疼痛管理対策を講じていく必要性がある、としています。