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学生・教員の活動

2022.07.21

社会福祉学部2回生がはくほう会医療専門学校赤穂校作業療法学科の学生と連携し多職種連携教育の学生主体による調査発表会を開催


6月28日(火)に、関西福祉大学社会福祉学部学生とはくほう会医療専門学校赤穂校作業療法学科学生が連携して、赤穂市内における公園の高齢者のための健康遊具などの設置状況等について調査した成果をまとめ発表会を開催しました。前年度に続き2回目の開催となります。

それぞれ関西福祉大学の「演習・コミュニティアワーⅡ」はくほう会医療専門学校赤穂校「地域作業療法学」の一環として全9回にわたり、互いの校舎を往き来し、意見交換をおこないながら、共通の問題意識を持って取り組みました。今回の調査においては、通学地より遠方にある公園の新規開拓を両校が手分けして計21カ所を調査しました。前回の①大学周辺、②大学・専門学校間、③専門学校周辺、④駅・坂越周辺の計30カ所の調査と合わせ51カ所の調査を実施し、2冊目の調査報告としてまとめることができました。また今年度においては、昨年度の調査で健康遊具等の所在を把握できた市内公園5カ所について、改めて踏査を進めその結果をリーフレットとして作成しました。
発表会には赤穂市地域包括支援センター、赤穂市社会福祉協議会から生活支援コーディネーターに2名にご臨席いただき全体講評をいただくなど、今後のあり方など貴重な示唆を得ました。
今後、リーフレットについては、ふれあいいきいきサロンや認知症カフェなどの機会に配布が予定されています。さらに、民生委員・児童委員の定例会などの場を通じて情報提供をすることも予定されています。
この成果を広く公表するため、8月27日(土)、京都府立大学で開催される日本福祉図書文献学会第24回全国大会(自由文献報告分科会)に全員が共同研究者としてエントリーもおこなっています。

調査についての冊子・リーフレットは下記大学HPよりご覧ください。
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