社会福祉学部 社会福祉学科(2014年度入学生まで)

社会福祉学部 社会福祉学科(2014年度入学生まで)

※こちらのページの情報は2014年度入学生までのものとなります。

社会福祉学部 社会福祉学科

学部長メッセージ

現代社会のさまざまな福祉課題に気づき
その問題解決を図ることのできる実践力を養成

21世紀社会は、高齢者や障がいのある人、子どもたちはもとより、地域社会のだれもが自分らしく生きることができる福祉社会を希求しています。社会福祉学部では大学での学び方や、社会福祉を学ぶ上での基盤となる、1年次を中心とした初年次教育や教養教育により、豊かな人間性の養成をめざします。専門教育では、現代社会のさまざまな福祉課題に気づき、その問題解決を図ることのできる実践力を養成し、社会福祉の現場をはじめ、幅広い分野で活躍できる人材育成をめざしています。

社会福祉学部 学部長 平松 正臣教授

社会福祉学部 学部長
平松 正臣 教授

教育目標

生活に課題を抱えた人々に気づき、その問題解決を図るソーシャルワークの能力を取得することで、人が人として大切にされる福祉社会の創造に貢献できる人材を育成します。

社会福祉の専門性を高める3つの専攻

社会福祉専攻

高齢者や障がい者、児童など社会福祉の幅広い分野で求められる、相談援助・計画・調整・教育訓練といった実践的な総合調整能力を養います。
人間への深い理解やコミュニケーション能力、他と連携できる力を身につけることによって、福祉分野だけでなく、市役所などの行政機関、教育機関、一般企業、NPO法人など、人々の生活を支える全ての仕事で活躍することができます。

取得できる資格・免許
社会福祉士(国家試験受験資格)
高等学校教諭一種免許状[福祉]
スクール(学校)ソーシャルワーカー
めざす進路
各種社会福祉施設、病院・診療所、福祉サービス提供事業所、公務員(福祉職・警察・消防等)、高等学校等の教育機関、一般企業 など

精神保健福祉専攻

社会福祉の学びを基盤として、さらに精神医療、保健機関で相談援助を行うスペシャリストを育成します。
病気や精神障がい、認知症などが原因で、日常生活が困難になった人たちの社会参加をサポートする必要性が求められる今、医療ソーシャルワーカーや精神科ソーシャルワーカーのニーズが高まり、活躍の場はますます広がっています。

取得できる資格・免許
社会福祉士(国家試験受験資格)
精神保健福祉士(国家試験受験資格)
スクール(学校)ソーシャルワーカー
めざす進路
精神科病院、精神科クリニック、総合病院、診療所、老人保健施設、精神障害者社会復帰施設、精神保健福祉センター、保健所、教育機関 など

心理福祉専攻

「こころ」の問題を抱えた人々に対して、心理学的側面からサポートを行うための対人援助スキルを身につけます。心理学の知識と相談支援に必要な感性、客観的に「こころ」を把握する技術・技能を身につけることによって、対象者の生活環境の調整や、カウンセリングなどを用いた的確な「こころ」のケアにも対応できるようになります。

取得できる資格・免許
社会福祉士(国家試験受験資格)
スクール(学校)ソーシャルワーカー
めざす進路
各種社会福祉施設、病院・診療所、保健医療福祉サービス提供事業所、市役所・町村役場等の福祉(心理)部門、児童相談所、教育機関、一般企業 など
  • *全員が社会福祉士(国家試験受験資格)の取得をめざします。
  • *1年次の終わりに実施する希望調査により、2年次から各専攻に分かれます。

取得できる資格・免許

社会福祉士(国家試験受験資格)
高齢者、子ども、障がい者、入院患者、低所得者等、地域で生活する人々のさまざまな福祉相談に応じ、その家族や地域なども対象に含めた情報提供や助言、連絡・調整といった総合的支援を行う専門職となるための国家資格です。
精神保健福祉士(国家試験受験資格)
精神障がい者やその家族を対象として、精神科病院や保健センター、精神障がい者の社会復帰関連施設などで援助や助言・指導などを行い、社会生活への適応や自立を支援する専門職となるための国家資格です。
認定心理士
心理学の専門家に必要な、最小限の標準的基礎学力と技能を修得した人に対して認定される資格で、心理学を学んだ者としての専門性をさらに高めていくことが可能です。必要な単位を取得し、(公社)日本心理学会へ申請することで取得できます。
高等学校教諭一種免許状[福祉]
福祉科や総合学科をもつ高等学校等で「福祉」教科の授業を担当し、社会福祉の理念や制度、高齢者や障がい者への支援について教えます。
スクール(学校)ソーシャルワーカー
教育機関におけるいじめや不登校などの問題を解決するために、担任教師とともに児童・生徒の家庭を戸別訪問したり、教師や保護者に助言するほか、児童相談所などと連携して問題解決にあたります。
その他
任用資格
社会福祉主事、児童福祉司、児童指導員、精神保健福祉相談員、家庭相談員
※任用資格とは、公務員に採用された後、特定の業務に従事する際に必要な資格で、所定の単位を修得することにより取得が可能です。児童福祉司任用資格は、卒業後指定施設での実務経験(1年以上)が必要ですが、社会福祉士もしくは精神保健福祉士国家試験に合格している場合、実務経験は不要です。