こども福祉コース

社会福祉学科 こども福祉コース

取得できる資格・免許

スクールソーシャルワーカー

国家試験合格状況

社会福祉士合格率
社会福祉を“本気で”学ぶなら関西福祉大学。
地域での体験型学習、魅力ある教師陣が高い合格率・就職率を実現します。

これまで蓄積してきた本学の国家試験対策のノウハウに加え、2017年度からは対策講座のさらなる充実と、試験対策を先輩・後輩で学び合う「チューター制度」の導入をしました。また、こうした試験対策をする仕組みだけでなく、学年問わず学生が交流し学び合う大学の雰囲気や、ゼミの先生(担任の先生)の親身で熱意ある関わりが合格率の高さにも結びついています。
社会福祉士国家試験の合格者数は2021年、2022年と2年連続兵庫県(共学)1位となっています。
 
安心の就職サポート
1年次からの徹底した公務員対策で夢の実現を
社会福祉学部では、市役所(行政職・福祉職)等に就職するための公務員採用試験に向けて、1年次からの対策を行う「公務員対策プログラム」を設けています。公務員対策プログラムは正課の授業(キャリア教育)と本学独自の対策講座、学習ステーションでの対策講座、インターンシップの4本柱で成り立っており、すべて無料で受講できます(一部テキスト代必要)。
総合福祉コースの就職サポート
 
 

こども福祉コースでの学び

子どもを取り巻くさまざまな問題への支援方法についての学び
不登校
児童・生徒本人と直接会って話す機会が限られるのが、不登校の特徴。そのため、教員や保護者との連携が他の課題以上に重要になります。関西福祉大学では、不登校の子どもが通う「適応指導教室」でも実習を行い、教員や保護者、地域の教育委員会との連携方法を学んでいます。
 
虐待
虐待を経験した子どもは、喜怒哀楽をはじめとした感情表現が乏しくなりがちです。そこで、絵を描いたり一緒に遊んだりという日常的な行為を通して、感情を理解する方法を学びます。また、そこに至るための子どもとの信頼関係の築き方を学びます。
 
いじめ
多くの子どもは、「自分はいじめられている」と声を上げることができません。そのことが問題を深刻化させる要因になっています。そこで重要になるのが、いじめの早期発見です。いじめの兆候に関する理解を深めるとともに、子どもたちが相談しやすいような信頼関係の築き方を学びます。
 
発達障害
周りの子どもと協調して行動できない、授業中にじっとしていられないなど、集団のなかで行動することに対する課題を抱えることが多い発達障がいのある子ども。適切な支援を行うためには個別の対応がカギになります。
 
教育・医療・地域の人々などさまざまな領域にまたがって福祉的手法を使って支援する
心理学的手法に軸足を置いて支援するカウンセラーは、相談者個人への支援を大きなねらいとしています。対するソーシャルワーカーは福祉的手法に軸足を置き、相談者を取り巻くさまざまな福祉資源を「つなぎ合わせる」ことによって支援を行うことをめざしています。福祉資源とは、学校などの教育機関、病院などの医療機関、さらに、民生児童委員や子ども会の役員、子ども食堂の運営者、自治会や地域行事の役員など、地域で活動する多くの人を指します。これらの機関や人と在学中からともに活動するのが、関西福祉大学での学び。それぞれの機関・人がどのような役割を担い、どのような支援を得意としているかを体験を通して学ぶことで、領域を越えて「子どもにとって最適な支援」を考え、実行していく力を養います。
 

スクール(学校)ソーシャルワーカー養成プログラム

スクール(学校)ソーシャルワーカーとは、不登校やいじめ、虐待など、子どもを取り巻く問題の解決を図る専門家
スクールソーシャルワーカー
 
学校を活動の舞台として、ソーシャルワークを実践する専門職がスクールソーシャルワーカー(SSW)。その役割は、子どもの相談にのり、アドバイスをするだけにとどまりません。家族に対して助言を行ったり、子どもとの間に立って調整を行うのもSSWの役割です。また、学校の教職員や地域社会へ働きかけて問題解決のための環境を整えることもあります。SSWになるためには、社会福祉士または精神保健福祉士の資格を取得していることなどが条件になっています。
 
関西福祉大学のスクールソーシャルワーカー養成プログラム(スクールソーシャルワーク教育課程)では、講義・演習・実習という幅広い学びを通してSSWに必要な知識・スキルを身につけます。実習では教育研究所でカウンセラーの助手を務めたり、小学校でチームティーチングを経験するなど、実践的な学びを展開しています。
 

さまざまな領域にまたがって児童福祉を実践的に学ぶ

最前線で活躍する心の専門家を招いて講義や勉強会を行う「子ども支援セミナー」
子ども支援セミナー
 
発達・成長段階にある子どもに対して大人がどのように関わるべきかをテーマとして、現役の教職員や福祉関係者、学生などを対象に開催されているセミナー。運営を本学学生が行い、毎年、200~300人の参加があります。大学の研究者をはじめとした最前線で活躍する心の専門家が講師を務める他、看護や教育という観点からも講演が行われるなど、関西福祉大学ならではの内容になっています。
 

こども福祉コースでめざす未来

■ 児童福祉施設
児童養護施設や児童相談所などで、子どもを取り巻くさまざまな課題に取組みます。
 
■ 大学院
研究者として専門分野を掘り下げ、社会へ情報発信する道が拓けます。
 

PICK UP

コミュニティ・アワー 福祉インターンシップ