コラム

谷口 泰司の記事一覧

  • 家族は頑張るべき存在か ~自己責任論・家族責任論の怖さ~
      認知症の高齢の方を支援している息子さんやその配偶者の方に対し、また、障害のある方を支援している高齢の親の方に対し、私たちは「大変ですね」「頑張ってくださいね」「お身体を大事になさってくだ [...続きを読む]
  • 遊びのない福祉
      市販されている自動車のハンドルには、必ず「遊び」が設けられています。 これは事故を防止する上でもとても大事なもので、この「遊び」がないと、僅かでもハンドルを切っただけで車の方向が変わって [...続きを読む]
  • 「空間」と「時間」(現在の専門知識・技術教育に欠けている視点)
      「共生社会」の実現と「意思決定」支援、これらは今日の福祉において、とても大事にされるべきこととして取り組まれています。 私たちの福祉も、紆余曲折を経て、ようやくここまでたどり着いたという [...続きを読む]
  • 福祉はゴール?でもなんでもない!
      「ローマ人の物語」の作者である塩野七海さんは、著書の中で「福祉によって誇りは満たされない。」と述べています。 この言葉だけだと誤解を招く(福祉は必要ではない等)ので、今少し考えていく必要 [...続きを読む]
  • 人を人として見れなくなる福祉教育の弊害
      福祉に関して学生と接していて気を付けていることがあります。 それは知識や技術を重視しすぎることで起きがちな「専門バカ」を生み出さないために何が必要かということ、そのための片方の重しをどの [...続きを読む]
  • 谷口ゼミの活動等
    ゼミは2・3・4年生を担当しています。 2年生のゼミは通称「コミュニティアワー」と呼ばれるもので、とにかく地域に出かけていく、そこで地域の課題を見つけ、どのように対応していくかを考えていくものです。 [...続きを読む]
  • 谷口ゼミの実践領域
    最近の活動では、 「障害者の高齢化に伴うさまざまな課題への対応」と 「障害者虐待に係る対応」 が中心となっています。 障害者の高齢化により、わが国の法制にはいくつもの狭間や課題があること、法制以上に私 [...続きを読む]
PAGE TOP