コラム

中村 剛の記事一覧

  • 「大切なこと」をスケッチする⑧ ―読書体験の可能性―
      全国大学生協連(東京)の昨年の調査によると、大学生の48%が、1日の読書時間は「ゼロ」と回答しています。 一方、多くの人が「読書は大切」と言います。 大切である理由は、突き詰めて言えば、 [...続きを読む]
  • 「大切なこと」をスケッチする⑦ ―違いの配慮と自尊心の尊重―
      「福は内、鬼は外」という言葉があります。 この言葉が示すように、日本には内=家庭、外=家庭の外、という区別があります。 これに対応するのが公私です。 「私」は私事、家庭などの内輪、「公」 [...続きを読む]
  • 「大切なこと」をスケッチする⑥―ALSとソーシャルワークの思想―
      7月24日(金)の新聞の一面に、「ALS(筋萎縮性側索硬化症)女性に薬物投与、嘱託殺人容疑として医師2名逮捕」というニュースが報じられました。 女性のツイッターには「屈辱的で惨めな毎日が [...続きを読む]
  • 「大切なこと」をスケッチする⑤ ―難病の人に学ぶ―
      今年、授業の一環として難病患者の人へのソーシャルワークを学んでいます。 難病とは、 ① 発病の機構(原因)が明らかでない ② 治療方法が確立していない ③ 希少な疾患である ④ 長期の療 [...続きを読む]
  • 「大切なこと」をスケッチする④―負担は「迷惑」でなく「分かち合うもの」
    年を取り介護が必要になると、多くの人が「子どもには迷惑をかけたくない」と思うのではないでしょうか。 ここでは、介護の負担=迷惑と理解されています。 こうした捉え方に対する異議もあります。 その代表的な [...続きを読む]
  • 「大切なこと」をスケッチする③―心で分かる、だから行動が伴う―
    楽天イーグルスのオコエ瑠偉選手のツイッターが大きな反響を呼んでいます。 オコエ選手は東京都出身でナイジェリア人の父親がいます。 保育園の頃、親の似顔絵を描く際に、先生が「肌色で塗りましょう」と言った時 [...続きを読む]
  • 「新型コロナと福祉思想」その5―経済活動への眼差し、アルフレッド・マーシャルの視点―
    一方で感染拡大を防ぎながら、もう一方で経済活動を徐々に再開させていく。 いま、そうした状況にいます。 私は経済学者ではありませんが、経済学にはアルフレッド・マーシャルの「Cool Heads but [...続きを読む]
  • 「大切なこと」をスケッチする②―2度と戻らない美しい日
    研究で疲れた時、音楽を聴きます。 お気に入りの1曲に小沢健二さんの「さよならなんて云えないよ(美しさ)」があります。 「青い空が輝く 太陽と海のあいだ」という詩的なフレーズからはじまり、他愛もないこと [...続きを読む]
  • 「大切なこと」をスケッチする①―忘れないこと、思いを馳せること
    先日、「すべての子どもが、大人になれますように」という言葉が目に留まりました。 『グッド・ドクター』というドラマの再放送です。 そこには2人の女の子が登場します。脳死状態になった4~5歳くらいの小さな [...続きを読む]
  • 2020/06/11
    「新型コロナと福祉思想」その4―ランプの灯を少しだけ高くかかげる―
    昭和23年9月3日に来日したヘレン・ケラーは、講演会で「あなたのランプの灯をもう少し高くかかげてください。見えない人々の行く手を照らすために」と話されたと言います。 ランプの灯を少し高くすると、その分 [...続きを読む]
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