コラム

こども福祉コースの記事一覧

  • 子どもに寄り添う大切さ
      私が「児童相談所」に勤めている時の話です。 5月のある日、中学3年のMさんが母親に連れられて来られました。 来談した理由は、「不登校」です。 中学2年の2学期から登校しぶりが見られ、中学 [...続きを読む]
  • 正しさはコワイ② 支援者が陥りやすい罠
    体罰やパワハラ・虐待などの背景には加害者側が信じる「正しさ」があり、それが強い怒りと激しい攻撃を正当化させることは前回お伝えしました。 今回は、相手を正そうとすることに関連した話題を書きたいと思います [...続きを読む]
  • 正しいはコワイ① 「正しさ」は攻撃性にもなる
    体罰やパワハラ、DVや児童虐待などは、近年、社会的な注目が集まっていますが、同様の暴力事案は後を絶ちません。 その加害者は、周囲が驚くほどの強い怒りと攻撃的言動(暴言・暴力)を示すと同時に、「あれは指 [...続きを読む]
  • 子どもは認められると開花する
    私が大学を卒業して勤めていた児童相談所の一時保護所での話です。 ある日、小学5年のT君が入所してきました。 入所理由は誰彼なしに大きな声で暴言を吐くので、近所の人から「『きちがい(放送禁止用語)』がい [...続きを読む]
  • 子どもは認められると変身する
    皆さんは「児童相談所」をご存じですか?  虐待を受けた子どもが児童相談所の一時保護所に保護されたとのニュースを聞かれたことがあると思います。 このコラムは私が大学を卒業して、一時保護所に勤めていた時の [...続きを読む]
  • 虐待を受けた子ども達の心の傷
    近年、虐待によって幼い命が奪われるという痛ましいニュースをよく目にするようになりました。 実際、児童相談所の虐待相談対応件数は増加の一途をたどっています。 ここでは児童虐待をめぐる心の傷つきについて取 [...続きを読む]
  • 虐待を受けた子ども達を支援する
    第1回 人を支援するということ 本稿では「虐待を受けた子ども達を支援する」ということをテーマに、思いつくままに書き進めたいと考えています。 テーマを見ると、虐待という言葉の方が印象に残りやすいと思いま [...続きを読む]
  • 社会的距離(ソーシャルディスタンス)は人の「こころ」にどのような影響を与えるか
    ~2020年1月時点で予想されなかった「パンデミック」~  2020年(令和2年)、東京オリンピックの開催に向けて希望に向けた新年を迎えました。 その時にこうした全世界のパンデミックを誰が予想したこと [...続きを読む]
  • 子どもと学校、家庭、地域を結ぶ専門職「スクールソーシャルワーカー(SSW)」を養成
    ~スクールソーシャルワーカー(SSW)とは?~  勉強、友だちとの関係、家庭の問題など、誰にも言えない悩みを抱えて学校生活に適応できなくなる児童・生徒も少なくありません。時には、人間関係のもつれから不 [...続きを読む]
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