コラム

コロナ渦でも学生が頑張ったこと!その① ~「第9回子ども支援セミナー」の開催~

 
昨年は新型コロナに翻弄された一年でした。
本学でも卒業式、入学式が中止になりました。
それだけではなく、大学はオンライン授業になりました。
大学内は学生立ち入りができずZoomでの授業になりました。
私は機械音痴でZoomに慣れるのに悪戦苦闘しました。
学生達はさすが頭脳が柔軟です。
私よりは早くオンライン授業に慣れたかなと思います。

「第9回子ども支援セミナー」開催中止か?
「子ども支援セミナー」は本学でも定着した研修会です。
いじめ、不登校、発達障害、児童虐待など現代の子どもの重大な課題に焦点を当てた研修会です。
例年150~200名の参加者があります。

コロナの第一波で『緊急事態宣言』が発出され、「今年はセミナーも中止せざるを得ないか」と考えていましたが、加藤学長から「オンライン研修会はできないかな」と助言をいただき開催する運びとなりました。
基調講演予定の大阪府立大学院の山野則子先生からも快諾をいただき準備することになりました。
例年、4年生(SSW教育課程)と2年生(演習・コミアワⅡゼミ生)の学生実行委員が中心になってこのセミナー際に前期に学んだ内容をポスター展示やその他の展示物を作成するのですが、昨年はSW(ソーシャルワーク)実習が中止になったので3年生も加わりさまざまな展示物を作成しました。

Zoomでの打ち合わせ会議を何度も行い、初夏からの限られた「対面式授業」で展示物のパーツを組み合わせていく作業を繰り返しました。
ポスター発表は、2年生「いじめ、不登校」「発達障害」、3年生は「児童養護施設、児童心理治療施設」(SW実習に行ったならを仮定して)、4年生は「SSW(スクールソーシャルワーク)」を発表しました。
展示物は2年生中心に「コロナ渦で子どもに読んで欲しい絵本紹介」、「改めて読んで欲しい日本文学の名作紹介」、「家庭内でも親子で作れるペーパークラフト」等を作成して展示しました。

大学3学年の協働作業だったですが、それぞれオンラインや限られた対面式授業を有効に使いながら、互いに連絡を取り合い、頑張って達成してくれたと思います。
これらの展示物は8月に2回開催された本学のオープンキャンパス(対面式)にも展示され参加した高校生や保護者にも好評を得ました。

第9回子ども支援セミナーの開催状況
「第9回子ども支援セミナー」(8月17日)は前述のとおりZoomで開催しました。
「コロナ禍における子ども達の支援~子どもを取り巻く学校・家族・地域の協働、スクールソーシャルワーカーの役割を中心に~」が貴重テーマです。
全国から223名のオンライン参加者を得ました。東京都始め関東圏の参加、中国・四国・九州地区からも参加を得ました(奄美大島の高校生が参加してくれました。嬉しかったです)。

このコロナ渦ですが、ICTでのコミュニケーションの拡がりを感じた研修会でした。

この記事を書いた人
八木 修司
八木 修司 - やぎ しゅうじ -
研究室では大勢の学生がいます!特にお昼前後は混み合っています!!と言うのも昼食をともにしながら午後のゼミについて等、相談しています。「関福」で最も人口密度の高い研究室かも!!

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