コラム

色彩と印象

 
人は、第1印象(1秒~6秒程度)を、
①外見や服装
②表情・視線
③話し方・声の質
④しぐさ・姿勢
⑤話す内容
で決定しているそうで、このことを「初頭効果」と言います。

初頭効果とは、最初に示された情報が、全体のその人の印象を決定づけてしまう効果のことを示します。
多くの人が共通に持つ好印象のポイントがあるようです。
顔や服装、体型やヘアースタイル、身なりの清潔さなどが、好印象のポイントとなります。

今日は、色彩心理学に基づき、色と印象の話をさせて頂きたいと思います。

まず、赤は「注目を浴びたり、相手の印象に残りたいときに着ると効果的です。エネルギーあふれ、豊かな情緒を表すのに最適です」、
桃色は「相手に守ってあげたいと思わせる効果があります。人に優しく接してもらいたいときに着ると効果的です」、
オレンジは「楽しさを思い起こさせる色です、介護現場で好まれる色使いで、相手の気持ちを活発にさせる効果があります」、
黄色は「相手と積極的にコミュニケーションをとりたいときに効果的な色です」、
緑は「融和の色合いで、相手とうまくやりたいときに使うと効果的です」、
青は「相手に、私は怖くないですよというメッセージを送る色です」、
白は「相手に合わせるメッセージがあり、誠実さを出すことが出来る色合いです」、
黒は「自分を守る色合い」です。

このように色から、相手に与える影響がことなることを知っておくと、TPOに合わせた服装を選択することが出来ると思います。

色の持つ意味合いを理解して、コントロールができるようになると、効果的なコミュニケーションのツールとなると思います。
 

この記事を書いた人
一瀬 貴子
一瀬 貴子 - いっせ たかこ -

RELATED POST関連記事

  • 研究と福祉実践の共通点
      大学教員の仕事の一つに研究活動があります。 そして、大学生のみなさんも卒業論文に取り組まれます。 大学は研究機関であり、研究によって生まれる新しい発見や価値を発信する場所だと思っています [...続きを読む]
  • いまも影響力を持ち続ける人生論
    武者小路実篤が著した『人生論』の序を少し引き写してみよう。 それを読むことで、もしかしたら読んでみようと思う気になる人も出てくるかもしれない。 序にはこう書かれてある。 「この本だけ読めば僕が人生に就 [...続きを読む]
  • 虐待を受けた子ども達を支援する
    第1回 人を支援するということ 本稿では「虐待を受けた子ども達を支援する」ということをテーマに、思いつくままに書き進めたいと考えています。 テーマを見ると、虐待という言葉の方が印象に残りやすいと思いま [...続きを読む]

LATEST POST最新の記事

  • 成功のカギは、結果が出るまで「待つ」ことができるかどうか
      競技スポーツには常に勝者と敗者が存在し、その差はごく僅か、紙一重です。 勝ち負けは2分の1、5割の確率で決まりますが、アスリート個人のパフォーマンスはどのくらいの確率で「成功」となるので [...続きを読む]
  • 言うまでもないこと
      先日、「暗黙の了解です」「言うまでもない前提なので」という事態に直面しました。 個人的には「ちゃんと言ってくれていたら・・・」という気持ちになりましたが、このような言わずもがなの事項は身 [...続きを読む]
  • 色彩と印象
      人は、第1印象(1秒~6秒程度)を、 ①外見や服装 ②表情・視線 ③話し方・声の質 ④しぐさ・姿勢 ⑤話す内容 で決定しているそうで、このことを「初頭効果」と言います。 初頭効果とは、最 [...続きを読む]
PAGE TOP