コラム

コロナ渦でも学生が頑張ったこと その② ~「コロナ渦でも元気で楽しく過ごす子どものコツ」冊子の制作~

 
コロナ渦は大学生に心身ともに大ダメージ

新型コロナは日本において大学生に心身ともに大きなダメージを与えています。
小・中・高校生は登校できていますが、大学生は登校も叶わない時期が長く続いていました。

オンライン授業が中心となって、最近こそ一部対面授業(関東圏)や半々オンラインと対面授業を併用になっています。アルバイトや将来の就職確保も危惧されている状況です。
したがって、本学においてもこの1年は大変な状況でした。

コロナ渦で学生が頑張ったこと(続報)
先のコラムで書きましたが、こういうコロナ渦において本学の学生が頑張ったことを書きます。
コロナ渦において、さまざまな実習が中止や延期を余儀なくされました。
本学は将来において専門職(社会福祉、教員、医療)を目指す大学です。
その際に実習が中止になったのは大きな痛手でした。私は社会福祉学部の教員ですが、実習に行けなくなった学生の「こころの不安」は如何ばかりかと考えていました。

そこでソーシャルワーク実習は行けないけれども、何かそれに替わる取組はないかと考えました。
Zoomやその他のオンライン作業、電話連絡を繰り返してさまざまなディスカッションをしました。
その中で「大学生が地域の子ども達に何か社会的貢献できることはないか」ということです。
その方法を幾度も考えましたが、結論は「地元である赤穂市の小学生や保護者にコロナ対策と家庭での過ごし方を提案しよう!」になりました。できる限り柔らかい方法で「具体的な取組を情報冊子にしょう!」という考えが固まりました

「Withコロナ」において家庭内でできることを考えよう!
掲載するには予算も限られており、しっかりとした情報発信が必要です。
①冬時期に拡大するために感染防止
②コロナ渦の「こころ」の課題
③子ども(友達との交流も踏まえて)の家庭内での過ごし方(テレビ、ゲームなど)
④親子の繋がりを大切にしたい(こういう時期だからこそ一層に)
⑤元気で楽しく過ごす「子どもらしさ」を失わないで欲しい
など、さまざまな意見が提案されました。そういう意見を集約したのが全8ページ(カラー刷り)の「コロナ渦でも元気で楽しく過ごす子どものコツ」になりました。
この冊子は2020年12月24日(終業式)に赤穂市の全小学生に冬休みのささやかなクリスマスプレゼント(by関西福祉大学)として配布されました。

この取り組みは学生がコロナ渦においても地域の社会的貢献を実施したことによりマスコミ(神戸新聞、赤穂民報)にも取り上げられました。
コロナ渦の中で大学生は心身ともに大変でしたが、この中で本当に頑張ってくれました。
このような難事こそ出来ること、これぞソーシャルワークです!コロナ渦のこの1年頑張った学生をほめてやりたいと考えています!

この記事を書いた人
八木 修司
八木 修司 - やぎ しゅうじ -
研究室では大勢の学生がいます!特にお昼前後は混み合っています!!と言うのも昼食をともにしながら午後のゼミについて等、相談しています。「関福」で最も人口密度の高い研究室かも!!

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